自分と相手の間にもう一人
死を迎えた人に「最後の晩餐に何がいいか」と聞くと、日本人で最も多い答えは「ウナ重」とか「ウナ丼」なのだそうです。
日本人に抜群の人気を誇るウナギですが、意外に生態などは謎が多く、ニホンウナギの産卵場所が、東京大学海洋研究所のウナギ研究グループによってグアムに近いマリアナ諸島西側であると特定されたのは、何と2006年のことなのです。
最初から話はそれますが、上記の東大ウナギ研究グループが、18種あるウナギのうち世界で唯一採集されていない「ラビアータ」の捕獲をめざしてアフリカの奥地を探検した時のルポ「アフリカにょろり旅」は、壮絶な旅行を飄々とした文章で書いていて、おもしろく一気に読ませます。
ところで、残念ながら今年もノーベル文学賞を取れなかった作家の村上春樹氏は、小説を書く際に「ウナギ」を呼んできて相談するのだそうです。

