官僚批判の愚
選挙の夏が始まりました。
民主党の大勝が既定事実のように言われていますが、民主党の政策やその実行可能性を細かく吟味することもなく、世の中の「空気」がそういう方向に流れてしまっているというのは危うい印象を持つのですが、山本七平氏が「空気の研究」で書いているように、一旦ある方向への「空気」が国民の間に形成されると、戦争遂行といった国家の運命を左右することでもさほど議論されることなく進んでいってしまうものなのです。
ここまで民主党への流れ=「空気」が形作られたのは、民主党の努力というよりも自民党の自壊と言ってもいいと思います。
わが国では立法権と行政権が完全に分かれている訳ではなく、国民から多数党に選ばれた与党の代表が政府を作り官僚を使いこなしていく議院内閣制というシステムを採用しています。

